証券・投資銀行に転職!キャリア採用と転職エージェント
Contents
証券・投資銀行業界とは?
証券と投資銀行を分けていますが、投資銀行は主に外資系を指すことが多いです。
証券会社のビジネスは、有価証券の売買の取引や資金調達のサポートです。
一時期は有価証券の取引による手数料が収益の半分以上を占めていましたが、GMOクリック証券やSBI証券、マネックス証券などのネット証券の登場により個人では簡単に株取引を出来るようになった為に、今ではその手数料は減少傾向にあります。
1位 野村ホールディングス
2位 大和証券グループ本社
3位 SBIホールディングス
4位 岡三証券グループ
5位 東海東京フィナンシャル・ホールディングス
※1_各社2015年3月期連結決算ベース
一方で投資銀行のビジネスは、同じく資金調達のサポートですが大企業や外資系企業などが取引相手です。
日系の証券会社にも機関投資家や企業を担当するホールセール部門がありますが、規模は投資銀行の方がはるかに大きいです。
【世界で最も権威ある投資銀行】
1位 :ゴールドマンサックス
2位 :モルガンスタンレー
3位 :J.P.モルガン
27位:野村ホールディングス
(参照:世界で最も権威ある投資銀行ランキング)
日本でも野村證券や大和証券などが投資銀行事業を展開していますが、グローバルのM&Aリーグテーブルでは実績はまだ高くありません。
証券・投資銀行業界のキャリア採用
とにかく難易度が高い外資系投資銀行
金融の中でも証券や投資銀行については専門性が高く、離職率が高いということもあり、中途の方が一般的という企業もあります。
その為に転職活動をされている方にとっては朗報ですが、万人向けというわけでは一切ありません。
高度な会計とファイナンスの知識、おまけに高い語学力が必要です。
もちろん前職での実績もです。
ただ一部の部門については前職が必ずしも投資銀行や証券、銀行の経験である必要はありません。
例えば外資系投資銀行の花形である投資銀行部門へ転職した人の中には、メーカーや監査法人、弁護士…など前職の業界は証券や銀行に限りません。
ですがどの業界にしろ、前職では高い実績を残している必要があります。
管理人も転職エージェントから求人の紹介があり、外資系投資銀行にエントリーしたことがありました。
応募したのは投資銀行部門ではなく、オペレーション(バックオフィス)です。
外資系投資銀行には大きく分けて、フロント、ミドル、バックの3つの部門があります。
・ミドル :リスク管理部門
・バックオフィス:オペレーション部門(財務経理、総務、法務など)
フロントやミドルは投資銀行や銀行など金融機関特有の部門ですが、バックオフィスは事業会社にあるような管理部門です。
管理人がオペレーション部門を応募したのは、前職の経験が活かせるという理由です。
(投資銀行部門を紹介して貰えなかったというのもあります)
結局、書類選考でダメでしたので面接に進むことが出来ませんでしたが、転職エージェント曰く、面接は6,7回に及ぶこともあるようです。
外資系投資銀行は各社、キャリア採用ページはありますが、転職エージェントからの採用が一般的です。
というのも投資銀行は、効率良く、有望な人材を採用する為に転職エージェント経由で採用しています。
投資銀行に限った話ではありませんが、専門性が高い、高給な求人については転職エージェント経由が多いです。
野村証券の中でも投資銀行部門があるグローバル型※の求人も転職エージェントからの紹介でした。
(※野村證券の中でも新卒の月給が50万以上の部門です)
比較的転職のハードルが低い日系証券の営業職
投資銀行の高い難易度に対して、日系証券会社の営業職は比較的、転職のハードルは高くはありません。
リクナビNEXTや日経キャリアでも野村證券や岡三證券、丸三証券など証券大手で営業職を募集しています。
しかもその営業職の募集要項はかなり低めです。
例えば、リクナビNEXTにある野村證券のフィナンシャルアドバイザーの募集要項には下記の通りです。
大卒以上/高い意欲をもって仕事に取り組める方※金融業界経験や営業経験の有無は問いません。
(引用:リクナビNEXT)
金融商品を営業していく仕事なので一見、高度な金融知識や営業経験を必要としてそうですが、大卒であれば応募することが可能です。
未経験で応募できる求人が多く、中には大卒ではなくても応募できる求人もあります。
ただし、日系証券会社の営業はかなりキツイとの話です。
大手証券会社に新卒で入社した同級生曰く、「今の時代にこんなブラックな環境があるとは…」とのことです。
個人的には日系証券が行う個人へ投信(投資信託)などの営業ビジネスは今後難しくなると思っています。
投信や株を始めるならGMOクリック証券やマネックス証券などネット証券会社の方が手数料が低く、使いやすいのでわざわざ高い手数料を支払ってまで既存の証券会社を利用するメリットは少ないように思います。
証券・投資銀行に強い転職エージェント
上述の通り、日系証券会社の営業職については、リクナビNEXTや日経キャリアなどで募集を行っています。
募集要項のハードルも低いので営業職の転職を考えている方は転職エージェントを使う必要はないと思います。
その一方で、外資系投資銀行や日系証券会社(本社業務)に転職活動をしたい方は、求人が非公開となっている場合が大半ですので非公開求人を入手する為にも転職エージェントを利用する必要があります。
証券・外資系投資銀行に転職活動するには下記の転職エージェントがおすすめです。
上記の転職エージェントには、筆記試験や書類選考、面接での質問内容など過去の選考データを活用できるメリットがあります。
もちろんこれらの情報は担当のキャリアコンサルタントからアドバイスをもらうことが出来ます。
1次面接や2次面接は共通した質問も多く、事前に質問を知っていれば有利に転職活動を進めることが可能です。
証券会社や投資銀行を含んだ金融業界に強い転職エージェントについては下記で紹介しています。
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