クレジットカード・ノンバンクとは?転職事情とおすすめの転職エージェントを紹介!

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クレジットカード業界とは?

クレジットカード業界は、消費者金融や信販会社と合わせて、ノンバンクとも言われる業界です。
ビジネスは、銀行や市場から調達した資金を加盟店に対して代理決済したり、あるいは会員(消費者)に貸付を行っています。

ビジネスの登場人物は、クレジットカード会社と加盟店、そして会員の3者です。
クレジットカード会社は、加盟店に対して会員に代わり一時的に代理決済を行い、その代理決済の対価として加盟店手数料を受け取っています。

また会員が1回払いのショッピングではなく、キャッシングやリボ、分割などを利用する場合にもクレジットカード会社には収益になります。
クレジットカードの利用明細に「リボ払いへのご案内」を見かけますが、これはクレジットカード会社にとって高い収益率になる為です。

日本のクレジットカード会社の売上高上位5社は下記の通りです。

【クレジットカード会社の売上高ランキング※1】
 1位 イオンフィナンシャルサービス
 2位 三菱UFJニコス
 3位 クレディセゾン
 4位 オリエントコーポレーション
 5位 トヨタファイナンス
 ※1_各社2015年3月期連結決算ベース

ここにはお馴染みのVISAやMasterなどがありませんがこれらの会社は「国際ブランド」と言われる、世界中で決済システムが使えるようにしている会社なので純粋なクレジットカードを発行しているわけではありません。

おすすめの転職エージェント

クレジットカード業界のポイント

貸金業法改正

一昔前は毎日、流れていたアコムやアイフルのCMが突然、パタッと止みました。
最近は再び見かけるようにはなりましたが、一時CMが止まったのは業界ルールが大きく変更になったためです。

クレジットカード会社や消費者金融は貸金業法に登録することでビジネスを行っています。
2006年にこの貸金業法の改正に伴い、総量規制(借入総額が年収の1/3までに制限)やグレーゾーン金利撤廃により消費者金融は大幅な収益の減少となり、倒産が相次ぎました。

過払金返還請求

クレジットカードには、ショッピング機能とキャッシング機能があります。
ショッピング機能は、スーパーや百貨店でクレジットカードで支払いをすることです。

一方でキャッシング機能はクレジットカードによって一定の限度額までお金を借りることが出来ることです。
ここでお金を借りる際の金利として、利息制限法と出資法の2つの法があり、それぞれで上限金利を設けています。

以前は、利息制限法(上限金利20%)に対して出資法(上限金利29.2%)であり、異なる2つの上限金利がありました。
この時は多くのクレジットカード会社や消費者金融がより利率の高い出資法に基づいてお金を貸していたのですが、2010年頃に最高裁で出資法の上限金利も利息制限法まで下げられました。

従来の利息制限法と出資法の上限金利の差(グレーゾーン金利)を過去に遡ってクレジットカードや消費者金融は過払金として返還せざるをなくなっていったのがこの過払金返還請求です。

この過払金返還請求のクレジットカード会社への財務インパクトは小さくなく、例えば三菱UFJニコスは過払金返還の財務基盤強化として2011年に1000億円の資金調達を行っています。

ですがこの過払金返還請求も数年が経過し、徐々に過払金返還請求額は減少傾向にあるようです。

クレジットカード会社のキャリア採用|中途入社の前職は様々

上述のような業界ルール変更による影響は依然として続いているものの、ネットショッピングの増加によりクレジットカード決済はさらに増えると言われています。

クレジットカード会社の業務は銀行との接点が多く、イオンクレジットカードや三菱UFJニコスの親会社、あるいはグループ企業に銀行を持っている企業が多いです。
役員や部長などは銀行からの派遣や転職が多いようです。

ですが自動車メーカーからクレジットカード会社に転職してきた友人曰く、前職は様々のようです。
職種も未経験で採用していることも多く、業界や職種が未経験でも転職は比較的しやすいみたいです。

クレジットカード会社に強い転職エージェント

クレジットカード会社で自社のホームページにてキャリア採用の募集を行う企業は一部です。
その多くが非公開求人とするケースであり、その求人を入手する為には転職エージェントを利用する必要があります

クレジットカード会社に転職活動するには下記の転職エージェントがおすすめです。

この中でもパソナキャリアやDODAは、金融に強い印象があります。
求人数だけで見ればリクルートエージェントが最多であったんですが、金融に限ってはパソナキャリアやDODAからの紹介が多かったです。

ここでご紹介した転職エージェントは業界大手なので、書類選考や筆記試験、面接での質問内容など選考に関する情報を多く持っています

もちろんこれらの情報は担当のキャリアコンサルタントからアドバイスをもらうことが出来ます。
1次面接や2次面接は共通した質問も多く、事前に質問を知っていれば有利に転職活動を進めることが可能です。

クレジットカードを含めた金融業界に強い転職エージェントについては下記で紹介しています。

おすすめの転職エージェント!

リクルートエージェント

リクルートエージェント

初めて転職エージェントを利用する人にはおすすめです!
リクルートエージェントはリクナビで有名なリクルートキャリアが運営する業界最多の転職エージェントです。
中途採用の求人数は最多であり、様々な業界・職種を扱っています。
会員限定の面接力向上セミナーは面接の流れや面接対策についてレクチャーを受けられるので初めて転職活動する方には特におすすめです。

doda(パーソルキャリア)

転職サイトはdoda

転職エージェントと転職サイトを併用することが可能!
DODAはリクルートエージェントと同様に中途採用の求人数は多く、初めて転職活動される方にはおすすめの転職エージェントです。
定期的に日本最大のDODA転職フェアも開催しています。

JACリクルートメント

JAC Recruitment

外資系企業の求人が多い!
JACリクルートメントは外資系企業に強みを持ち、投資銀行やコンサル、PEなどハイキャリア向けの求人が多いです。
他の転職エージェントとは違い、JACリクルートメントは専任のキャリアコンサルタントをおかず、求人ごとに担当者がいるのが特徴です。

パソナキャリア

パソナキャリア

キャリアコンサルタントは丁寧で満足度の高い転職エージェント!
パソナキャリアは外資系や日系大手企業、企画や経営財務など管理部門の求人を多く扱っています。
パソナキャリアのキャリアコンサルタントは丁寧なサポートで転職相談だけでも利用する価値は大きい転職エージェントです。
求人の紹介から面接対策、給料交渉など転職活動のサポートは手厚いです。

JAIC(ジェイック)

就職支援のJAIC(ジェイック)


優良企業の正社員求人が多数
JAICは、フリーターや未経験・既卒・大学院中退など、ホワイト企業の正社員として就職したい人を中心に就職支援する転職エージェントです。
未経験の方やホワイト企業への就職を希望されている方には特におすすめです。

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      2017/07/03

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