銀行に転職!銀行のポイントとおすすめの転職エージェント

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銀行業界とは?

銀行は金融の中でも一番馴染みのあるビジネスだと思いますのでビジネスモデルや役割については割愛します。

銀行は、都市銀行と言われるメガバンクを頂点に、地方銀行・第二地方銀行、ネット銀行などによって構成されており、規模の差はあれど、ビジネスはほとんど同じです。
日本全国に支店を持っているのか、それとも特定の地域に限定しているのか、その違いです。

その銀行の売上高ランキングは下記の通りです。

【銀行の売上高ランキング※1】
 1位 三菱UFJフィナンシャル・グループ
 2位 三井住友フィナンシャルグループ
 3位 みずほフィナンシャルグループ
 4位 三井住友トラスト・ホールディングス
 5位 りそなホールディングス
 ※1_各社2015年3月期連結決算ベース

この売上高ランキングにはゆうちょ銀行を含めていません。
2015年11月時点で日本郵政、かんぽ生命と同じタイミングでゆうちょ銀行も上場していましたが、放出されたゆうちょ銀行株は11%と一部だけです。
段階的に50%まで放出される予定であり、現時点では未知数な部分も多く、上記のランキングには載せていません。

おすすめの転職エージェント

銀行業界のポイント

BIS規制

BIS規制(バーゼル合意)は国際業務を行う銀行は自己資本比率を8%以上を維持するというルールがあります。
BIS規制はあくまで国際業務に限った話ですが、日本では独自に4%基準を設けており、これを下回ると金融庁から早期是正措置が発令されます。
つまり日本の銀行は全て自己資本比率が4%を上回っているということです。

このBIS規制に対し、自己資本比率がたったの4%?8%?と思われる方もいると思います。
例えば、任天堂は2015年3月期の自己資本比率は、86.3%です。

消費者が預け入れる預金は、銀行にとっては資産であり負債です。
BSの負債のほとんどがこの預金を占めている為に純資産の割合が小さくなるのです。
預金が多いのは銀行としての健全性を表す一つの指標ですので、銀行は預金を増加すると共に、利益を出すことでBIS規制の維持を図っています。

IFRS

IFRSとは、国際財務会計報告基準の略で、<世界で統一した会計ルールです。 実は会計基準は各国によってバラバラで、投資の世界はボーダレスにも関わらず、会計基準が異なることで、単純に欧米の企業と日本の企業とを比較することは出来ません。 そんな背景もあり、世界各国でIFRSが推し進められており、日本でも数年後にはIFRSの強制適用になると言われています。 現在はまだIFRSの任意適用※という段階なので、日本基準の企業もあればIFRSの企業もあります。

【※参考:IFRS任意適用会社】
 ・三菱商事
 ・三井物産
 ・武田薬品工業
 ・ソフトバンク
 ・本田技研工業

IFRSの適用は業界によって対応はまちまちです。
三菱商事や三井物産など大手総合商社は既にIFRSを適用している一方で、銀行は全く進んでいません。

ですが各国でIFRS適用を進めており、近いうちに日本もIFRSを強制適用する日も遠くないことから、数年後のIFRSによる開示に向けてIFRSのプロジェクトを発足させている銀行も多いです。

IFRS適用することで売上高や利益など財務インパクトが大きいと言われており、影響があるのは銀行も同様です。
特に銀行にとって大きく業績を左右する貸倒引当金については、債権区分の見直しにより貸倒引当金の積み増しを余儀なくされる銀行があると言われています。
それにより多額の費用を計上せざるをえません。

また、自己資本比率への影響も懸念されています。
銀行は上述の通り、国際業務を行うにしても国内のみで業務を行う場合にしても一定の自己資本比率を維持する必要がありますが、IFRSを適用したことで利益が大きく減少し、従来の日本基準よりも自己資本比率が下がってしまうと言われています。

この他、銀行はIFRSを適用させる時には金融庁との調整も必要であり、銀行にとってはIFRS対応は大きな課題になると思われます。

銀行のキャリア採用

銀行によってキャリア採用の対応は異なります。
地方銀行の多くはキャリア採用を募集していたとしても求人を非公開とするケースが多いです。

その一方でメガバンクでは一部の求人に限り、自社のホームページや転職サイトでキャリア採用の募集を行っています。
ただしここで募集される求人の多くが、デリバティブや法務、システム開発など専門性の高い職種の求人ばかりです。

その中で三井住友銀行がメガバンク初の第二新卒を募集しました。
(既に第二新卒の募集は終了しています)

このように一部の求人に限り、求人を公開していますが、銀行の多くの求人では非公開で募集を行っているケースが多いようです。

銀行に強い転職エージェント

上述の通り、銀行では仮にキャリア採用の募集があったとしても求人を公開していることは少ないです。
そのような場合、非公開求人として扱っているケースが多く、その情報を入手する為には転職エージェントを利用する必要があります

銀行に転職活動するには下記の転職エージェントがおすすめです。

この中でもパソナキャリアやDODAは、金融に強い印象があります。
求人数だけで見ればリクルートエージェントが最多であったんですが、金融に限ってはパソナキャリアやDODAからの紹介が多かったです。

ここでご紹介した転職エージェントは業界大手なので、書類選考や筆記試験、面接での質問内容など選考に関する情報を多く持っています

もちろんこれらの情報は担当のキャリアコンサルタントからアドバイスをもらうことが出来ます。
1次面接や2次面接は共通した質問も多く、事前に質問を知っていれば有利に転職活動を進めることが可能です。

銀行を含めた金融業界に強い転職エージェントを下記で紹介しています。

おすすめの転職エージェント!

リクルートエージェント

リクルートエージェント

初めて転職エージェントを利用する人にはおすすめです!
リクルートエージェントはリクナビで有名なリクルートキャリアが運営する業界最多の転職エージェントです。
中途採用の求人数は最多であり、様々な業界・職種を扱っています。
会員限定の面接力向上セミナーは面接の流れや面接対策についてレクチャーを受けられるので初めて転職活動する方には特におすすめです。

doda(パーソルキャリア)

転職サイトはdoda

転職エージェントと転職サイトを併用することが可能!
DODAはリクルートエージェントと同様に中途採用の求人数は多く、初めて転職活動される方にはおすすめの転職エージェントです。
定期的に日本最大のDODA転職フェアも開催しています。

JACリクルートメント

JAC Recruitment

外資系企業の求人が多い!
JACリクルートメントは外資系企業に強みを持ち、投資銀行やコンサル、PEなどハイキャリア向けの求人が多いです。
他の転職エージェントとは違い、JACリクルートメントは専任のキャリアコンサルタントをおかず、求人ごとに担当者がいるのが特徴です。

パソナキャリア

パソナキャリア

キャリアコンサルタントは丁寧で満足度の高い転職エージェント!
パソナキャリアは外資系や日系大手企業、企画や経営財務など管理部門の求人を多く扱っています。
パソナキャリアのキャリアコンサルタントは丁寧なサポートで転職相談だけでも利用する価値は大きい転職エージェントです。
求人の紹介から面接対策、給料交渉など転職活動のサポートは手厚いです。

JAIC(ジェイック)

就職支援のJAIC(ジェイック)


優良企業の正社員求人が多数
JAICは、フリーターや未経験・既卒・大学院中退など、ホワイト企業の正社員として就職したい人を中心に就職支援する転職エージェントです。
未経験の方やホワイト企業への就職を希望されている方には特におすすめです。

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      2017/07/03

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