【問題と対策】転職の筆記試験ではSPI3-Gが主流!選考通過する為の方法を教えます!
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転職では筆記試験を課さない企業も多いです
転職は、応募して書類選考になりますが、多くの企業がその次は面接になります。
書類選考に通過した後に筆記試験を課す企業は多くありません。
私が受けた転職活動の中では、筆記試験があった選考は3社に1回という程度です。
最終面接と同じタイミング、あるいはその直後に筆記試験が行われることもありますが、これはかなり稀だと思います。
また転職エージェント曰く、筆記試験を課す企業でも筆記試験の結果をあまり重要視していないところが多いとのことです。
確かに、「出来が悪かったな…」と思うような筆記試験でもなぜか選考に通過していたなんてことがありました。
とはいえ、何も対策をしないと筆記試験で良いスコアが出ずに選考に落ちてしまうか、仮に通過出来たとしてもその結果が後々に影響してきます。
決して多くの時間を割く必要はないと思います。
最小限の筆記試験対策で十分です。
転職の筆記試験の内容
ここからの筆記試験の内容と対策については営業やマーケティング、企画など多くの職種に共通するので、経理・財務志望以外の方もご参考にしてください。
転職の筆記試験は、新卒とは違い統一されておらず、様々な種類があります。
主な特徴としては下記の通りです。
・試験時間:60〜120分
・試験種類:SPI3-G、SPI2-G、玉手箱、GATE、クレペリンなど
・試験問題:言語、非言語(計算)、性格、英語
・試験形式:Web形式、テストセンター、ペーパー
一つ一つ詳しく見ていきますね。
試験時間
筆記試験のWeb試験は、60分間で行われることが多いです。
後述する試験種類により、最大120分の2時間くらいで筆記試験は行われることもあります。
試験種類や形式に限らず、試験中は全く時間に余裕がないと思います。
瞬時に問題を解けるかどうかを判別出来るのも、筆記試験のスコアを上げるコツの一つかもしれません。
試験中、自分が遅れているかどうかは何度か、筆記試験を受験してみないと中々分かりません。
試験種類
転職の主な試験種類は下記の通りです。
・SPI3-G
・SPI2-G
・玉手箱
・GATE
・クレペリン
この中でも出題頻度が高い、SPI、玉手箱、クレペリンについてご紹介していきます。
【SPI3-G・SPI2-G】
転職では一番出題頻度が高いのが、SPIです。
SPIは、リクルートが運営する試験で、SPI3-GとSPI2-Gの2種類に分かれています。
SPI3-G・SPI2-Gともに「言語」「非言語(計算)「性格」の3つの問題から構成されています。
SPI3-Gの方が最新リリースされた試験で、私が昨年転職活動していた時にはSPI3-G、SPI2-Gともに出題されていたようですが、徐々にSPI3-Gに一本化されつつあります。
(言語・非言語のウェイトが異なると言われていますが正直違いは分からないです)
ちなみにSPI3-Gですが、SPI3-Uも試験あります。
前者はジェネラルの略「G」で、後者はユニバーシティの略「U」です。
転職活動では一般的にSPI3-Gが対象になりますが、第二新卒など若手での転職の場合にはSPI3-Uを受験することもあるみたいです。
【玉手箱】
玉手箱もSPIと並び、転職では出題頻度の高い試験です。
試験はSPIと同じく、「言語」「非言語(計算)」「性格」から構成されますが、各問題の出題範囲や難易度は異なります。
玉手箱はSPIと比べると、直感的に回答する問題が多いように思います。
例えば、言語では「論理的に正しい」「論理的に間違っている」「成否を判断できない」の3択から選ぶ問題が数十問あり、論理的に解くべき問題なんですが、限られた事件の中では直感に頼らざるをえないケースも少なくなかったように思います。
受験した印象では言語は玉手箱の方が難しく、非言語ではSPIの方が難しかった印象があります。
【クレペリン】
クレペリンとは、正式名称が「内田クレペリン精神検査」であり、性格を測る検査です。
A3用紙くらいの横長の大きな紙に無数の数字が並んでおり、それを左から順に一つ右隣の数字と足し算していきます。
例えば、数字の羅列が、「3 4 2 5」とあった場合、「7 6 7」という回答になります。
それを左から右にひたすら足し算をし、「次」という指示で次の行の数字を足し算していきます。
SPIであればなんとなく、試験の出来がなんとなく分かりますが、クレペリンは全く分かりません。
問題自体は単なる足し算であり、何を基準に性格を測定しているか、正直分からない試験です。
とにかく足し算の量を多くこなせば良いというわけではないので対策は難しい試験です。
試験問題
試験種類の中ではクレペリンなど一部特殊な試験がありますが、大半の試験が「言語」「非言語(計算)」「性格」の3つから構成されています。
【言語】
言語は、並べ替えや熟語、読解、語句の用法などが主な範囲です。
平易な文章は多いですが、回答時間が短く、読み返す時間はほとんどありません。
その為、先に問題を読んでどんな問題が問われているのか確認した上で、文章を読むなど、問題の解き方に少し工夫がいると思います。
非言語とは違い、言語は「合っているのか微妙」というのが少なくありません。
時間のロスを抑える為にも迷ったら次の問題に行くなど、スピード感が大切です。
【非言語(計算)】
非言語は、確率や組み合わせ、速さ・時間・距離、割合、損益算など計算問題です。
問題自体は難しいものではありません。
基本的な問題ではあるものの、解き方を忘れてしまっていることが多く、効率良く回答する為のテクニックを身に付ける為にも、対策は必要です。
一旦解法を覚え、練習問題を繰り返せば、そんなに難しくはありません。
私は文系ですが、言語よりも非言語の方が得意でした。
【性格】
「これまでの人生で諦めたことは一度もない(イエス・ノー)」「嘘をついたことは一度もない(イエス・ノー)」というような問題を回答するのが性格テストです。
言語・非言語を回答して疲れている中で、毎回同じような性格テストを20〜30分解かなければならない為、退屈な試験です。
試験形式
下記のような試験形式です。
・Web
・テストセンター
・ペーパー
企業独自に実施している試験やクレペリンでもない限り、ほとんどの試験がWebかテストセンターで受験することになります。
新卒ではテストセンターでの受験が多いですが、転職では未だWeb形式が主流です。
Web形式は、インターネット環境があるところならどこでも受験出来ますが、OSはWindowsのみの対応が多く、Macの場合にはネットカフェで受験するなど、別途対応が必要です。
一方でテストセンターは、パソコンが設置された会場でSPIを受験していきます。
都内だと御茶ノ水ソラシティの会場になります。
テストセンターの結果は使い回すことができ、高いスコアが企業に提出される仕組みになっています。
転職の筆記試験対策
勉強方法
転職の筆記試験対策は、アウトプット中心で良いと思います。
解法を覚えたら問題をひたすら解いていくイメージです。
試験種類により出題範囲は異なるのでそれぞれの試験種類に応じた試験対策を行うのがベストなのですが、筆記試験対策は最小限の時間で良いと思います。
勉強方法としては、市販のテキストで解法をインプットします。
解法ごとにいくつか問題がありますが、その問題の解き方を理解・暗記していく感じです。
あとは練習問題を繰り返してスコアアップを図っていきます。
練習問題はネットにたくさん出回っているので、「組み合わせ 就活 問題」というようにググればたくさん出てきます。
転職と新卒との筆記試験は試験範囲が異なるだけで各問題はほとんど同じですし、新卒の問題は豊富にあるので新卒の問題で十分だと思います。
参考テキスト
私はこの本を使って解法を覚えました。
主要な問題は網羅されていて使いやすかったです。
参考テキストはあくまで問題の解法を覚える為です。
その為この本を含めて解法が丁寧なテキストを選ぶと良いと思います。
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そして、専任のコンサルタントと一緒に応募先の対策を行なっていきます。
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また、キャリアコンサルタントの当たり外れのリスクを回避する為でもあります。
最終的には担当のキャリアコンサルタントが窓口となって求人の紹介や面接調整・給与交渉などを行うので仕事が出来る人だと安心して任せられます。
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