【転職活動】書類選考の際に履歴書と職務経歴書は応募先ごとに変更するべきか?
Contents
理想は応募先ごとに変更するべき
書類選考の際に提出する応募書類(履歴書と職務経歴書)ですが、理想は応募先ごとに変更することが望ましいとされています。
特に書類選考の成否を握る職務経歴書は特にそうです。
当然ながら求人によって欲しい人材、求めているスキルなどは異なってきます。
特定の業界のみの応募であれば欲しい人材にそれほど差はないと思いますが、様々な業界・未経験の職種に応募する時は変わってきます。
理想的にはそれぞれの企業が望むニーズに沿って応募書類を作成することが望ましいです。
例えば、「一つのことをやり遂げた人材が欲しい」という求人がある場合、職務経歴書ではこれまで達成したことを強調することでアピールすることが出来ます。
実際は応募書類を変更するのは難しい
理想は応募先ごとに変更するべきなのですが、実際のところはほとんどの人が応募書類の使い回しをしています。
私も他業界や異なる職種への応募であってもほとんどのケースで応募書類を変更せずに使い回しをしています。
転職エージェント経由で応募する時は、事前に提出した履歴書と職務経歴書をキャリアコンサルタントが応募先に提出するのですが、転職エージェントからも応募先が違うからと言って職務経歴書を修正するように言われたことはほとんどありません。
応募先ごとに修正するのが難しい理由としては下記が考えられます。
・誤って別の書類を提出してしまうリスクがある
・応募のペースが遅くなる
応募のペースが遅くなる
転職活動の書類選考通過率は1〜2割と低く、次に進むには応募数を増やしていく必要があります。
求人票を見てちょっとでも気になれば応募をするくらいの姿勢で良いと思います。
ですがもし応募先ごとに応募書類に修正を加えていくとしたら、応募のペースは遅くなります。
職務経歴書の実績や自己PR、志望動機などを修正したとしたら1時間はかかるはずです。
さらにこの修正版をキャリアコンサルタントに添削してもらうなどしたらさらに時間がかかってしまいます。
書類を修正しいざ応募しようと思ったらいつの間にか募集が終わっていた…何てこともあり得ます。
管理が大変
もし応募先ごとに応募書類に修正を加えていけば、企業ごとに提出した応募書類を管理しておく必要があります。
数社だけの応募であれば大変なことはありませんが、これが何十社も応募をするとなると、「この企業にはどのバージョンを提出したっけ?」ということになりかねません。
管理が大変なのは応募者だけではなく、キャリアコンサルタント側も同様です。
転職エージェントへ応募書類の提出は、会員ページからアップする方法が一般的ですが上書きされる形式なので、応募先ごとに変更するとなるとメールでそれぞれの応募書類を送ることになります。
どちらにとっても管理が大変です。
誤って別の書類を提出してしまうリスクがある
応募先ごとに書類を修正していって一番怖いのは、予定していた応募書類とは別のを誤って提出してしまうことです。
修正点がアピールの違いだけであればやり通すことは出来ますが、備考欄に記載する自己PRや志望動機で応募先を特定することを書いていたら別のを送ってしまったと、応募先にはバレバレです。
ミスは誰だって起こり得ることなのですぐに気づき、修正版を再提出するなどのフォローは出来ますが、果たして書類選考に通過出来るかは…難しい気がします。
志望度が高い企業に限り、応募書類を変更するのが良いと思います
上述の通り、私も基本的には応募書類を使い回ししていました。
担当するキャリアコンサルタントからも応募書類を修正するように言われたことはほとんどありません。
ですが志望度が高い企業に限り、応募書類を修正していました。
志望度と言っても第一志望など意気込みが強い企業に限ってです。
数十社応募したうち応募先ごとに修正をしたのは、3、4社くらいです。
それ以外は全て使い回しています。
これくらいの頻度であれば管理が応募のペースが遅くなるということもないですし、管理も容易です。
もちろん誤って別の書類を提出してしまう…なんてこともないはずです。
企業側も応募書類を使い回している事情は承知しているはずです。
面接官から「この職務経歴書は他社と同じですか?」なんて聞かれたことは当然ありませんw
とはいえ、ありきたりの文章よりは、「是非御社で働きたい」と感じさせてくれる応募書類の方が有利なのは当然です。
転職エージェントを使っている方に一点注意して欲しいのは、ミスコミュニケーションで誤って応募書類を提出しないようにすることです。
たとえ数社だけ特注の応募書類を作成するとはいえ、キャリアコンサルタントが担当している応募者は1人だけではないので、別のバージョンの応募書類を使って欲しい時にはメールや電話でコミュニケーションを図るべきです
転職エージェントに無料相談をしてみませんか?
転職エージェントという言葉を初めて聞いた方も少なくないかもしれません。
転職エージェント(就職支援会社)は、専任のキャリアコンサルタント(キャリアアドバイザー)が転職相談や求人の紹介、応募書類の添削、面接対策、内定後の給料交渉など、転職活動をトータルでサポートしてくれるサービスのことです。
全て無料なので気軽に利用してみてください。
- 全て無料!転職相談だけでもOK
- 求人の紹介から応募書類の添削、面接対策など転職をサポート
- 転職支援で選考の通過率を高めることが出来る
- 非公開求人を入手できる!転職のチャンス
- 転職エージェントは複数併用が基本!(転職成功者は平均4.2社利用)
他業界からの転職ということで不安もたくさんあるはずです。
転職エージェントは専任のコンサルタントが転職活動だけでなく、現在の仕事やキャリアの話など相談に乗ってくれます。
その話し合いの中で給料や仕事内容、会社の雰囲気など希望条件に合う求人を紹介してくれます。
基本的に中途採用の求人の8割は非公開なので、好条件の求人を入手するには転職エージェントを利用することになります。
そして、専任のコンサルタントと一緒に応募先の対策を行なっていきます。
場合によっては過去の面接の質問内容を知ることもできますし、模擬面接をすることも可能です。
複数の転職エージェントを同時利用するのが一般的です。
転職エージェントによって得意とする業種や職種が異なるので複数の転職エージェントを併用することで様々な求人を紹介してもらうことが出来ます。
また、キャリアコンサルタントの当たり外れのリスクを回避する為でもあります。
最終的には担当のキャリアコンサルタントが窓口となって求人の紹介や面接調整・給与交渉などを行うので仕事が出来る人だと安心して任せられます。
おすすめ記事
-
1
-
おすすめの転職エージェン!評判の高い5社を比較!
Contents1 転職エージェントを選ぶポイント2 第1位:リクルートエージェ ...
-
2
-
第二新卒・未経験の転職活動におすすめな転職エージェントを比較!大手企業からベンチャーまで求人多数!
Contents1 第二新卒の転職エージェントのポイント2 1位:リクルートエー ...
-
3
-
30代の転職活動におすすめの転職エージェントを比較!転職をサポート!
Contents1 30代におすすめ!転職エージェント2 1位:リクルートエージ ...
-
4
-
【感想】面接力向上セミナーに参加してみました!リクルートエージェント主催で無料です!
Contents1 リクルート主催の面接力向上セミナー1.1 セミナー参加費用は ...
-
5
-
転職エージェント経由の面接辞退は可能?原則1次面接は必須だが辞退方法はある!
Contents1 1次面接辞退は原則禁止1.1 1次面接辞退は原則禁止であるも ...
-
6
-
【問題と対策】転職の筆記試験ではSPI3-Gが主流!選考通過する為の方法を教えます!
Contents1 転職では筆記試験を課さない企業も多いです2 転職の筆記試験の ...
2022/03/16