転職の面接対策は3Cで企業研究!日揮を例に整理しました!

面接対策は3c

面接対策として企業研究は大切

転職、新卒に関係なく、面接対策をする上で、企業研究は必須です。
志望動機や自己PR、やりたい仕事……など、応募先について詳しく調べておかないと、面接対策を行うことは出来ません。

転職の面接でよく聞かれた質問を頻度順に整理したものです。
どの質問も応募先について知らないと、回答出来ない質問ばかりです。

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面接対策として企業研究の方法は?

面接対策として企業研究を行う必要があると言っても、有価証券報告書やパンフレットを最初から最後を調べていては時間がかかりすぎます。
他社の選考も受けているはずなので、短時間で必要最低限の企業について調べられるのが理想です。

企業研究のやり方は様々ありますが、マーケティングの基本的なフレームワークである「3C」を軸に企業研究する方法はオススメです。

【3Cとは?】
3Cとは、Customer(顧客)、Compettitor(競合)、Company(会社)の3つの意味を表した単語であり、企業が自社や事業で現状分析を行う時に便利なフレームワークのことです。

3Cはマーケティングで使われるフレームワークですが、会社の現状を整理するのに役立つ考え方です。
応募先の企業が置かれている現状を整理するには便利なのでオススメです。

実際に3Cを使って企業分析を行いたいと思います。
ここで例として挙げる企業は、お花見の場所取りで批判殺到中の「日揮」です。
(誰でも知っていると意味がないのであえてメジャーではない日揮を選びました)

【日揮を調べるにあたり参考にした情報】
 ・有価証券報告書(2015年3月期)
 ・アニュアルレポート(JGCレポート)
 ・新卒採用ページ(JGC RECRUITING 2017)
 ・Wikipedia

一つ一つ、詳しく見ていきますね。
(便宜的に3Cの順番を変更しています)

Company (会社)

ここで言う会社とは、応募先(日揮)の事です。

【会社とは?】
日揮とは、石油やガス、LNGなどのプラント施設の設計や調達、建設を行うエンジニアリング会社です。
日揮は、(総合)エンジニアリング事業の他に、触媒・ファイン事業とその他の事業の3つの事業から構成されており、エンジニアリング事業が売上高の9割以上を占める、日揮の中核事業です。
売上高は国内外で積極的な受注活動とプロジェクトの確実な遂行もあり前年同期比、18%増の8,000億円弱であったものの、営業利益はエンジニアリング事業の工事遅延による建設工事費用増加によって前年同期比、71%減の300億円弱になっています。

まずは応募先の企業概要を押さえることが大切です。
事業内容や業績、強み・弱みなどを整理しておくと良いと思います。

私の持論ですが数値を語れる人はビジネスに強いと思っています
財務・経理や企画系は当然ながらその他の部門であったとしても、数値を語れると面接官から好印象に思われるんじゃないでしょうか。
その為に売上高や営業利益、営業利益率、自己資本比率くらいはインプットしておくと良いです。

稀にですが「弊社の社長の名前を知っている?」という質問もある為に、無意味な感じもしますが一応、社長の名前くらいはこの時に覚えておいた方が良いかもしれません。

Customer (顧客)

ここで言う顧客とは、応募先(日揮)の顧客や市場の事です。

【顧客とは?】
日揮の顧客は国営石油会社やオイルメジャーなどエネルギー企業です。
昨今、原油安が続き、総合商社では相次いで減損を余儀なくされていますが、中長期的には新興国の成長とともにエネルギー需要は高まり、プラントエンジニアリング事業のニーズは高いものと思われます。

顧客あってのビジネスです。
日揮は売上の大半がエンジニアリング事業であり、顧客もエネルギー会社とシンプルでしたが、他社であればもっと顧客が複雑だったりするので、どんな顧客に商品を提供しているのか、また展開している市場の現況と今後について整理をしておくと良いと思います

Competitor (競合)

競合とは応募先(日揮)の競合企業の事です。

【競合とは?】
日揮と同じプラントのエンジニアリング事業を軸とする競合企業としては、千代田化工建設、東洋エンジニアリングがあり、日揮は競合他社と比べ、2万件以上の豊富なプロジェクト遂行から培われたEPCの実行力が強みと言えます。

競合企業は国内外、3、4社あたりを整理しておき、競合他社との違い、強みを整理しておくと良いと思います
日揮の場合にはプラントエンジニアリング事業では国内外で業界最大手であり、強みも整理しやすかったですが、業界下位にいるような企業を受ける時は「なぜ業界上位ではなく(下位の)弊社なのか」を整理しておく必要があります

日揮の競合企業として例に挙げた企業は既存するところですが、ちょっと意地悪な質問としては「潜在的な競合企業は?」と聞かれる場合があります。
例えば、PCメーカーにとっての競合企業は既存のPCメーカーだけではなく、PCに代替するスマホメーカーも競合企業の一つです。

【まとめ】3Cで企業研究をすると面接対策をしやすい

面接対策として企業研究のやり方は様々であり、あくまで今回紹介した3Cの方法は一例です。

この3Cで企業研究をするやり方の良い点は、MECE(ロジカルシンキングの考え方の一つで、漏れなく・だぶることがない、情報として網羅されていること)に整理することが出来る点です。

企業研究をする時には志望度が高いところではない限り、あまり時間をかけすぎないところがポイントです。
面接対策では企業研究の後には各質問の想定問答集を考え、暗記する作業があります。
それを考えると企業研究に費やす時間は多くて1時間くらいが良いのかなと思います。

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      2017/07/03

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