未経験から経理財務への転職!簿記や英語、USCPA、資格取得してアピール!
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未経験から経理財務への転職!資格取得して転職する!
経理部門の業務は他部門と比べると専門性が高く、業務に直結する資格が多いです。
未経験でも資格を取得してアピールすることで経理財務への転職は可能です。
資格取得と言っても経理に関係のある資格はとにかく多く、取得してもアピールにならない資格も多いです。
未経験から経理財務へ転職する上で下記の資格はアピールになるんじゃないでしょうか。
・簿記
・公認会計士、税理士
・USCPA(米国公認会計士)
一つ一つ説明していきますね。
経理財務に有利な資格
簿記
経理部というと「簿記」をイメージする方が多いと思います。
勉強もしやすく世間的にも認知されている資格です。
(日商)簿記は、1級〜4級まであります。
それぞれの難易度は下記の通りです。
【簿記1級】
公認会計士・税理士などの会計系国家試験の登竜門と呼ばれる。財務諸表規則・企業会計に関する法規を理解し、経営管理や経営分析ができる。【簿記2級】
商企業および工企業における経理担当者および経理事務員として必要な高校程度の商業簿記および工業簿記(初歩的な原価計算を含む)に関する知識を有している。財務諸表を読む力がつき、企業の経営状況を把握できる。【簿記3級】
個人企業における経理担当者または経理補助者として必要な商業簿記に関する知識を有している。経理関連書類の読み取りができ、取引先企業の経営状況を数字から理解できるようになる。【簿記4級】
商業簿記の入門的知識を有している。
(参照:Wikipedia)
正直、簿記3級は取得してもあまりアピールにはなりません。
未経験で経理部への転職を希望するなら簿記2級以上は取得しておきたいところです。
公認会計士・税理士
30歳で公認会計士試験に合格して経理業務未経験で大手メーカーに就職した友人がいます。
実は彼、経理業務未経験というよりも社会人未経験なんです。
当然ながら経理業務未経験よりも社会人経験なしの方が状況としては厳しいわけですが、公認会計士試験合格をきっかけに大手メーカーの経理部で働くことが出来ています。
最近は公認会計士に合格しても若くないと監査法人に就職出来ないらしいですが、事業会社であればまだまだ引く手数多なのかなと思います。
最近は公認会計士の試験難易度は下がってきているらしいですがそれでも三大資格の一つですし、働きながら勉強するには簡単ではない資格なのかなと思います。
そこで公認会計士と同様にアピール出来る資格として、税理士があります。
こちらも試験難易度は高いですが、公認会計士と違って科目合格制であり合格した科目は一生有効です。
税理士試験は11科目のうち5科目合格が必要になるんですが、多くの受験生がまず最初に勉強するのが「簿記論」と「財務諸表論」です。
経理部へ転職を検討する段階で5科目すべて合格していなかったとしてもこれらの科目に合格していれば高い会計知識があるということで未経験でも経理部へ転職出来る可能性はあります。
USCPA(米国公認会計士)
経理部へ転職する為に資格勉強をするならおすすめなのがUSCPA(米国公認会計士)です。
その名の通り、日本ではなくアメリカの公認会計士です。
USCPAは(日本の)公認会計士ほど難易度は高くなく、働きながらも勉強することが可能な資格です。
難易度はそこまで高くはないですが、企業へのアピール度合いは高いです。
USCPAは当然ながら試験は英語です。
この試験に合格出来れば、会計の知識だけではなく英語の知識をアピールすることが出来ます。
大手企業を中心に経理部(企画部)で実行(あるいは検討)されているプロジェクトで最も大きいのがIFRS(国際財務会計報告基準)です。
法律と同様に会計も各国ルールが異なるのですが、10年以上前から世界で統一した会計ルールを導入する動きがあり、数年前からその動きが活発化しています。
まだ日本では日本基準を軸としていますが、いつかはIFRSによる報告が義務づけされると言われています。
既にIFRSを任意適用している企業(例:三菱商事、ソフトバンク、武田薬品工業…)もあり、数年後の導入を見据えて各企業の経理部を中心にプロジェクトが進行中です。
実はIFRSのプロジェクトに関わっていたことがあります。
IFRSだからといって英語で有価証券報告書を作成するわけではありませんが、まだ日本にはIFRSの導入例が少なく、金融業界など未知の業界も多いです。
そんな時、参考とするのが既に導入をしているヨーロッパなどの企業で、各国のIR資料を見る為に多少の英語力が必要になります。
IR資料の企業概要程度であれば読める人も多いですが、会計部分になると英語力は高い人では苦労します。
例えば、「allowance for doubtful accounts」って見て何の意味だか分かりますか?
日本語では、「貸倒引当金」になります。
こういう単語がIR資料にはゴロゴロありますし、もちろん日本語訳が分かったところで会計知識がないと意味がありません。
話を戻すと、IFRSをこれから導入しようとする企業が増えていくので、その時に英語が読めて、会計知識がある、USCPAは未経験で経理部へ転職するにはオススメな資格です。
【参考】転職に強い資格!USCPAとは?
英語との組み合わせが有効
今回挙げた公認会計士や税理士、USCPAは、会計を勉強したことがない人にはハードルは高い資格です。
これらの資格に合格していれば未経験でも経理部に転職することも可能だと思います。
そこでおすすめなのが簿記2級とTOEICとの組み合わせです。
これなら勉強も始めやすいですし、どちらとも経理部以外の部署で必要とされる知識になるので無駄になることはありません。
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