会計やファイナンスに興味があるなら読んでおきたいオススメの5冊!

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会計・ファイナンスは面白い

最近はビジネス系の新書で会計やファイナンスを扱う本も多くなりました。
読者の方の中には、これまで簿記を勉強したこともなければ、経理や財務の仕事もしたことがない…けれど会計について興味を持った人も少なくないはずです。

「会計に興味があるなら財務会計の本を読めば?」と思いがちですが会計のバックグラウンドがない人が読んだら大半が脱落します。

会計に興味を持つ人は、連結決算の仕訳の方法が知りたいのではなくて、会計がビジネスでどのように使われたのかが知りたいのかなと思います。

会計の勉強をしたことがない、経理業務の経験がない方を対象と選んでみたので良かったら読んでみて下さい。

面白い会計の本を集めてみました

ざっくり分かるファイナンス

USCPA(米国公認会計士)を勉強しようと思った時に、会計について何一つ知らなかったのでざっくり知りたかったので読んだ本です。
難解な会計やファイナンス用語は使っていないので電車の中で読むにはもってこいです。

まず最初に「会計とファイナンスの違い」について説明されています。
未経験で経理部や財務部などファイナンス関連の部門に応募する方、この違いの理解は必須ですよ。

MBAファイナンス

「ざっくり分かるファイナンス」のファイナンスについてもう少し踏み込んだ本です。
この本は、電車の中で読むというよりは机に座ってノートにメモしながら読む感じの本です。
読書というよりは勉強になってしまうかもしれませんが、分りやすいオススメな本です。

青い蜃気楼

タイトルからだと何の本?と思いますが、2001年に倒産してしまったアメリカのガス会社「エンロン」についての小説です。
「会計やファイナンスを勉強したいんだけど…」と思うかもしれませんが、その要素がこの小説にはたくさん含まれています。

エンロンは当時、ガス会社では世界最大の売上高10兆円超の大企業になったんですが、実は粉飾決算を行っていました。
最終的にはその不正がバレてしまい倒産することになったんですが、その方法がファイナンスや会計を駆使しており、多少難解ですが面白い本ですよ。

財務諸表を理解するなら財務会計の勉強は必要

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少し前に「東芝が工事進行基準を不正に操作し利益の水増しをしていた」ニュースがありました。

会計は原則、実現主義を採用しており、売上高を計上するタイミングでは商品が引き渡されていなければなりません。
ですがインフラ工事の場合、完了するまでには長い時間がかかってしまうために、工事の進具合によって売上高や費用を計上することが可能なのが工事進行基準というルールです。
そして東芝は工事の進具合を意図的に見積もりを操作し、売上高を前倒しで計上していました。

また最近ですと、鴻海がシャープの買収直前で偶発債務3500億円が発覚し、鴻海が買収を留保するニュースがありました。

偶発債務とは、現時点では債務ではないけれども将来負担する可能性のある債務のことです。
よく債務保証や係争中の裁判が例えに出されますが、今回のシャープもソーラーパネルの固定価格での買取保証が偶発債務の対象の一つとされています。
ただこの偶発債務のニュースが出た途端、「シャープが悪い」みたいな流れになりましたが、悪いのはその偶発債務に気づかなかった鴻海側のフィナンシャルアドバイザー(FA)です。
シャープが偶発債務について意図的に隠していたとかであれば別のですが、ソーラーパネルについては「シャープ2015年第二四半期報告書」に記載があります。
シャープの買収についてはギリギリで鴻海が交渉権を獲得した為に、デューディリジェンスに十分な時間が取れず、偶発債務を見落としてしまったのかなと思います。

脱線してしまいましたが、財務諸表を理解するには財務会計の知識が必要になります。

「ざっくり分かるファイナンス」や「MBAファイナンス」の本を読んでも残念ながら財務諸表を読めるようにはなりません。

ただし会計の入り口としてはすごく良い本だと思います。
というよりもいきなり財務会計の小難しそうな本を読むよりも、「ざっくり分かるファイナンス」のようなケースを使いながら説明してくれる本から勉強する方が、会計と経営を紐付けやすくなりますし、何よりも面白いと感じてもらいやすいと思います

財務諸表を理解する為に、理解したい会計

簿記3級

簿記の勉強はかなり退屈です。
どの本も書いていることは同じなのでどれでもいいんですが、この本はキャラクターがかわいくて(ほんの少しだけ)退屈さを忘れさせてくれます。

財務会計講義

「ザ会計!」という感じの本です。
簿記を勉強するよりは全然面白いと思いますよ。

会計資格の勉強でもない限り、一から読むというよりは辞書代わりに読む感じの本です。
まさに先ほど、工事進行基準ってなんだっけ?と思って読んでました。

ビジネスパーソンに大事なのは、「英語・会計・IT」

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外資系企業の企画部門で働いていた時、MBA持ちの上司から言われた言葉です。
今後は英語だけではなく、会計とITについて強くなければ成長出来ない」と言われました。

これは経理や財務で働いている人のみならず、マーケティングや営業の人についても言えると思います。
実際、MBAの授業では経営戦略や組織論と並び、財務会計やファイナンスも必須科目です。

ビジネスパーソンとして活躍したいのであれば、会計は大切です。
会計用語でも少しずつ分かってくると、ニュースがより深く理解出来るようにもなります。

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      2016/11/22

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